2012年4月14日土曜日

日記

私が検索するワードはフィギュア関係のものが多いです。
購入済みのフィギュアでも、自分で眺めるよりレビューサイトの写真の方がニヤニヤ出来ることがあるためです。

その際によく目に付くのがアフィリエイトをべたべた貼ってあるサイトやブログです。
商品がグルグル回っているAmazonや楽天の広告を皆さんも良くご覧になっているかと思います。

その手のサイトの酷いところは、本当に、ただ単にアフィリエイトリンクを貼ってあるだけなんですよねー。
紹介文すら無く、画像もショップのサンプルをただ転載しただけ……というのばかりです。
私が見た中で最も酷かったのは、商品名のテキストリンクが列挙されているだけ、というものでした。
今挙げた特徴は、フィギュア関係のものに顕著です。
何故そうなのか、を考察してみました。


まず大前提として、フィギュアは「基本的に予約して買う物」です。
勿論、実店舗に赴いて買う場合はその限りではありませんが、通販だと当てはまるかと。

Amazon等の大手通販会社は発売日前後で捌ききれなかった製品は、大幅な割引(30~70%off)をして在庫をはき出す、投げ売りを行います。
この投げ売りを期待して予約せずに発売後にAmazon等に張り付くというアツイ読み合いと争奪戦が繰り広げられるんですが、それは今回どうでもいいです。

人気商品は予約段階で完売も珍しくありませんし、そうでない場合も投げ売りがありますので、
そうすると発売から半年、一年も経つと入手はかなり困難になります。
つまりこれによって何が起こるかというと、

アフィサイト管理人が実際に商品を手に入れる

写真なり何なりで商品をアピールする記事を書く

読者がそれを読み、興味が湧いてアフィリンクを経由して当該商品を買う

というパターンが適用されないのです。だってその時は既に在庫が無いんですもの。
それでも発売後最速で記事を書き、閲覧者もその時期にリンクを踏めば大丈夫かも知れませんが、
予約段階で完売してしまった商品だともうどうしようもないのです。
また、フィギュアは重版、再販が行われることは稀なのです。
それが出来る書籍や音楽、映画は5年、10年前の作品でも比較的容易に入手可能ですよね。

というわけで、発売してからでは遅いので、アフィサイト管理人が行うべき手段はひとつ。
「予約段階でアフィリエイトを貼る」です。
ですが、フィギュアなんて現物持っててなんぼな面がありますから、ロクな記事が書けません。
そうなるとショップのサンプル画像をただただ転載する、という事態になるのです。
まさか泡沫アフィサイト(暴言)がメーカー関係者とコネを持っているはずもないでしょうしね……。

こうして判で押したようなアフィサイトが乱立するのです。
じゃあ、実物手に入ってから間に合う商品でいいじゃん、という話ですが、
「恐らく」で話をさせて頂くと、フィギュアは単価が高いからでしょう。
モノによりますが、フィギュアは大体ひとつ6000~8000円がザラですから、
一冊500円程度の漫画を10冊買って貰うよりも、フィギュア一体買って貰う方が儲かるんです。


……まぁ、以上は全て話半分に読んで頂いた方がいいでしょう。だってただの推測だし。
何にせよそういうサイトの思惑を全て打ち砕くアドオンとかあるので、
「見ず知らずの他人が俺のお陰で得をするのは絶対に許せんッ!!」という方は導入してみてはいかがでしょうか。


ちなみに、ウチもアフィリエイト(DLsite.comの)貼ってます。ゲーム感想記事のところに。
収入は1年間で缶ジュース1本買えるかどうか、ってところですが。
銀行振込で受け取ると、振込手数料でマイナスになるくらいですが。


以下は拍手コメントへのレスです。

>みてます!みてますよー!w 
>なんでやさぐれているんですか(´Д`)
こう……「フフフ、よもやこの記事を更新しているとは誰も気付くまい」とか思いながら、
マジで誰にも気付かれなかったときの悲しさはハンパないのです。