2012年10月12日金曜日

日記

そろそろ半袖では肌寒く感じるようになってきましたね。
そういえば、冬コミの当落発表は来月2日だそうです。
正直、仮に受かっても、新刊作る余裕が無さそうです……年末に忙しくなるのが確定していますので。


さて、先日は「言動」についてビキビキきている旨をお話ししましたが、
2chのコピペで以下のようなものがあります。

・「須く」は全てと同じ意味だと思っていた
・「さわり」は導入部分のことだと思っていた 
・「世界観」はその世界のが醸す雰囲気のことだと思っていた 
・「姑息」は卑怯と同じ意味だと思っていた 
・「檄を飛ばす」は叱咤激励することだと思っていた 
・「知恵熱」は頭を使い過ぎて発熱することだと思っていた 
・「募金する」は無償で金品を贈ることだと思っていた 
・「憮然」は腹を立てている様だと思っていた 
・「恣意的」は悪意を以てという意味だと思っていた 
・「にやける」は口許が緩んでにやにやすることだと思っていた 
・「敷居が高い」はなかなか手を出しにくいことだと思っていた 
・「爆笑」は大笑いすることだと思っていた 
・「たそがれる」は考え事をしてぼうっとすることだと思っていた 
・「一姫二太郎」は女の子一人男の子二人の意味だと思っていた 
・「性癖」は性的嗜好のことだと思っていた

よく意味を間違える言葉を列挙したものですね。
↑に書かれているのは、本来の意味とは違っているということです。
ひとつずつ解説致しますと、
(思いの外長くなりました)




・「須く」は全てと同じ意味だと思っていた
 個人的にこのコピペで挙げられている誤用の中で一番ビキビキくるものです。
 高校で漢文を勉強した方は見覚えがあるのではないでしょうか。
 「須く」は、「~べし」を付けて読み下すと習ったはずです。
 つまり、「当然~すべきである」というような意味になります。
 「学生は須く勉学に励むべし」とか何とか。
 ちなみに、誤用の意味で使いたい場合は、「総じて」とか「押し並べて」を使いましょう。

・「さわり」は導入部分のことだと思っていた 
 「触り」からフェザータッチ的な印象を受けているのでしょうか。
 私も誤用の方で使っていました。
 実際は一番の見どころ、聞きどころ、だそうです。
 つまり、推理小説の「さわりだけ教えよう」だと、真犯人の正体とかトリックの内容、になるんでしょうかね?
 ネタバレかよ!犯人はヤス!
 
・「世界観」はその世界のが醸す雰囲気のことだと思っていた 
 創作だと舞台設定のことをこう言いますよね。
 辞書によると、
 >世界およびその中で生きている人間に対して、
 >人間のありかたという点からみた統一的な解釈、意義づけ。
 とのこと。どうやら哲学における言葉のようです。

 ・「姑息」は卑怯と同じ意味だと思っていた 
 「しゅうとめ」と「いき」ではないのです。
 それぞれの漢字の意味は、「姑(しばらく)」「息(休む)」です。
 よって、「その場しのぎ」とか、「一時的な」という意味になります。
 医学では、「姑息的療法」など、本来の意味で使う用語があります。

・「檄を飛ばす」は叱咤激励することだと思っていた 
 横山光輝氏の歴史漫画を読んだことがある方は頻繁に目にしているかと思います。
 「あいつ悪者だから潰そうぜ」という書簡を諸侯に送っているシーンのことです。
 要するに、自分の意見を広く世間に公表するという意味になります。

・「知恵熱」は頭を使い過ぎて発熱することだと思っていた 
 簡潔に言うと、幼児がかかる熱病のことです。
 知恵がつく(言葉を喋ったりし始めることでしょうか)年齢によく罹るためにこう呼ばれるそうです。

・「募金する」は無償で金品を贈ることだと思っていた 
 言葉通り、「金を募る」です。つまり、集める側の言葉です。
 金を出す側は「寄付」になるのでしょうかね。
 ちなみに、「義援金」はマスコミの造語なので、個人的には本来の表記の「義捐金」て書けや、というスタンスです。

・「憮然」は腹を立てている様だと思っていた
 「失望して呆然とするさま」または「意外なことに驚くさま」だそうです。
 実は私は「憮然」という単語そのものは知っていましたが、本来の意味はおろか、誤用の意味すら知りませんでした。

・「恣意的」は悪意を以てという意味だと思っていた 
 私は「ある側に都合の良いようにねじ曲げる」と思っていましたが、辞書では、
 >気ままで自分勝手なさま。
 とのこと。悪意の有無は全く関係しないようです。

 ・「にやける」は口許が緩んでにやにやすることだと思っていた
 漢字では「若気る」と書くそうです。
 「男が妙に色っぽいさま、めかし込んでいる様子」とのこと。
 女性に使う言葉ではないみたいですね。
 多分、「ニヤニヤする」から意味が混同されたんでしょうね。

・「敷居が高い」はなかなか手を出しにくいことだと思っていた 
 本来の意味は、「ある人に不義理を働いて、その人を訪ねにくい」です。
 誤用の方は、「ハードルが高い」とごっちゃになったんでしょうかね。

・「爆笑」は大笑いすることだと思っていた 
 「言葉の誤用」という話題で度々挙げられているので、知っている方もいらっしゃるかと。
 爆笑は、「大勢の人が笑うこと」です。本来、一人の場合は使わないみたいですね。

・「たそがれる」は考え事をしてぼうっとすることだと思っていた 
 「黄昏時」という言葉が示す通り、「日が暮れて薄暗くなる」ことですが、
 「ピークが過ぎ去って衰える」という意味もあるので、これから元気の無い様子にも使うようになったのでしょうか。

・「一姫二太郎」は女の子一人男の子二人の意味だと思っていた
 最初は育てやすい女児、次は男児を産むと良い、という諺(?)です。
 むしろ誤用の方の意味を初めて知りました。

・「性癖」は性的嗜好のことだと思っていた
 本来は「性質」とほぼ同じ意味だそうで。
 しかし、誤用の方の「性癖」はしっくりくると思いますよねー。
 ちょっと前のオタクは「属性」とか言っていたような気がしますが、最近はめっきり聞かなくなりましたね。


当該箇所でも述べましたが、「須く」が個人的には一番許せないです。
「カッコつけて言った割に間違ってんじゃねえか!」と。
でもまぁ、私も色々間違えますからあんまりデカい態度は取れません。
数年前まで「汎用」を「ぼんよう」と読んでいたんでね、ええ。
あと、「造詣」を「ぞうし」とかね。百姓読みは駄目だよ、うん。


さて、続いてはいつもの通り炎の孕ませおっぱい乳同級生(18禁)です。
正直、この作品が売れようが売れまいがそんなことは全く興味無いんですが、
メーカー側がこの路線は行ける!と判断して、
同じようなコンセプトの作品を作ってくれることを期待して宣伝しています。
でも泡沫ブログすぎて宣伝効果が無いに等しいんですけどね。
だって「炎の孕ませおっぱい乳同級生」でググっても全くウチ出てこないしね。

さて、そろそろ発売まで残すところあと1ヶ月ほどになりましたが、
ボテ腹セクロスのCGが今のところ一枚も確認出来ておりません。
どうなっとるんや?(真顔)
「巨乳」「母乳」「パイズリ」まで完璧なので、「ボテ腹」も頑張って欲しいところ。
今までこのシリーズはラストの全員集合絵で妊娠している、というオチばっかりなんですよね。
シリーズ前作の「身体測定」で、やっとラストでボテ腹セクロスが数キャラあった、という程度です。
え?「おっぱい乳双」?何それ。

アンケートは面倒なのであまり書かないんですが、今回は書き殴ってやろうかと。(内容次第ですが