2011年9月11日日曜日

Love x Evolution

今回は予てより言っていました、Love x Evolutionです。



※以下、エロゲーの内容を扱い、ネタバレを含みます


おおざっぱな内容は先日の記事(ブログ移転につき消失)、ちょっとした攻略は攻略メモ(同左)に記した通りです。


※管理人は処女厨かつ独占厨です




同人時代のと同じように、本作でも終始ヒロインの千夏とエロいことをしているだけです。
以前から定評のある、滑らかなアニメーションでねっとりとしたエロシーンはかなりのものです。
ただ、同人版では男が3人で、輪姦がありましたが、本作は主人公一人との絡みのみです。
この点は私のような独占厨に配慮した形かなーと。まぁ、後に裏切られますけど。


エロシーンのみならず、千夏とイチャイチャするだけのシーンもあり、私はプレイ中、頬が緩みっぱなしでした。
こういうヒロインの人数がいっぱいいるのより、一人と濃厚な展開もいいなーと思っていました。
まぁ、後に裏切られますけど。(天丼


本作は背景が大変美麗で、まさに日本ののどかな田舎、という感じです。
風に揺れる木々や、蝉の鳴き声、燦然とした日差しとかなりリアルです。
BGMはありませんが、蝉の鳴き声や風にそよぐ木々の音が心地よいです。


あと、細かいんですが、「×誤る ○謝る」とか結構誤字が多いです。
ちょっとはチェックをしてもらわないと……。


キャラとの会話等は全てコマンドやエロシーン時のバリエーションの開放に繋がっていて、
これといったストーリーは見受けられません。
ほのぼのと時がゆっくり過ぎる田舎で可愛い彼女とラブラブイチャイチャが延々と……。








が、








攻略メモにも書きましたが、起動→開始→終了を繰り返す事によって、エンディングに入ります。
もう本当に唐突に。


いきなり千夏がいなくなり、町中を捜索→終了→開始を繰り返すと物語が進みます。
やっと見つかっても、千夏は東京に。それを追いかけて上京する主人公。
正直ね、ここまでは読めてましたよ。
「東京に戻ることになった→お別れ→再会」くらいだろうと。




ナナメ上ですよ、この作品。
主人公が一緒に戻ろうと言っても、「出来ない」と拒絶する千夏。
母親を置いて戻ることはできない、と。母親を説得(?)にかかる主人公。
自宅に押しかけると、母親と出くわし、千夏に大金をせびる様を目撃。
その大金を普通に用意しており、母親に素直に渡す千夏。


おっと、雲行きが怪しくなってきたんですけど?


主人公を一瞥して、
母親「あんまり金持ってなさそうだけど(千夏に耳打ち)?」






「この娘はおっぱい大きくて(略)では、ごゆっくり






えっ。






離婚したショックでアル中になってしまった母親を支えるために身体を売っていたと告白する千夏。
そのあと色々言っていたんですが、私はショックでよく覚えてないので割愛します。


途中、「初めてはお兄ちゃん(主人公)にあげられてよかった」とか言ってましたけど、


いや、もういいよ。(超笑顔



選択肢次第で千夏を説得して、いつか戻ってくると約束させることができ、
失踪した時と同じように、町内散策→終了→開始を繰り返し、最後にバス停に行けば千夏は戻ってきます。
この際、この後二人は…の選択肢で「結婚した」を選べば、千夏のウエディングドレスを拝めます……が、
何だこの釈然としないものは。


展開が唐突かつ誰も望んでないであろう結末で茫然自失としていたので、
エンドロール中の歌も何言ってるのか全く聴こえませんでした。


最初からそういう雰囲気を匂わせてくれていないと、覚悟できませんて。
セツとの会話の「千夏が時々悲しい顔をしている」だけじゃ気づくのは無理ですよ……。
抑揚の無いストーリーにスパイスを加えようとして、劇薬入れてしまった感がします。


もうね、ほんと純愛ゲーばっかやってるヌルゲーマーの私にはきついですって、これ。
私には、


「だれを愛そうが、どんなに汚れようがかまわぬ。最後にこのラオウの横におればよい!!」


と言ったラオウにはなれそうにないです。つか、ラオウ器でけぇ……。




ラストについてのみ叩いていますが、
これ、ゲームシステム自体非常に面倒臭いです。
変にゲーム性を持たせたせいで、かなり攻略がややこしいです。
個人的には、余計なゲーム性、シナリオを排して、アニメーション集にするか、
もしくはシーン数を減らす変わりに、ストーリーの充実を図って欲しかったですね。


まだ、商業は初めてでしょうから、今後に期待したいです。
質はいいんですから、ホントに。


※攻略メモは完成させようと思っていましたが、投げます
※セツとのエロシーンはありません、確定っぽいです